道路工事での事故と安全対策

■道路工事での事故 (安全衛生年鑑等より資料抜粋)

<建設業(道路工事)における年別・種別死亡者数>

  A.建設業全体 B.土木工事 C.道路工事 C/A(%)
H.4 993 437 116 11.6
  5 953 469 126 13.2
  6 942 437 111 11.7
  7 1,020 489 140 13.7

<道路工事での死亡災害の内容>

内容 H.6 内容 (参考 H.7)
(1)自動車関係 34 現場内(20)、他(14) 37(↑)
(2)建設機械等 31 パワーショベル(15) 49(↑)
ローラー(7)
(3)墜落事故  17 ガケ、斜面から 17(→)

[その他]
・土砂崩壊  8 [19(↑)]
・飛来・落下 7 [ 5(↓)]
・他 14

■道路工事での安全対策

これらのデータを見ても分かる通り、自動車(ダンプ・トラック)や建設機械が原因となった事故が約60%を占めています。

道路の新設工事に比べて補修工事は通行帯を一部閉鎖して行い、夜間作業が多い事と、狭い範囲で機械・車両と作業員が混在しての作業が多いため、危険性が高くなるようです。

ローラの前後進、パワーショベルの旋回・移動時、ダンプトラックの移動時等の合図の徹底、安全確認のルール、監視員・誘導員の配置と判断能力の向上など、作業計画確認の徹底や危険予知活動が必要です。

危険範囲については、オペレータだけでなく周囲で作業する皆さんや誘導員にも認識させるよう、機械の運転席からの視野を経験させたり、パワーショベルの旋回半径、スピードを実際に試験的に見せて理解させることが有効です。

このあたりは、知識としてもっているだけでは役に立ちません。

特に誘導員、監視員には、絶対の権限を与え、皆が指示に従えるレベルに達するまで教育を行い、あわせて皆も指示に従う環境を築く必要があります。

〔安全くん24号‐5頁〕