ロードローラ 始業前点検の注意事項

建設機械を安全かつ能率よく稼働させるには、日々の始業点検が大切です。
毎日の作業開始前には機械の始業前点検が義務づけられています。
(安衛則170条)

始業前点検を怠ったため発生した故障事例


●エアフィルター目詰まりによるトラブル

造成工事現場で、作業中エンジンが急停止。再始動を試みたがセルは回るがエンジンが始動しない。ボンネットを開けるとエアフィルターが砂ぼこりで詰まっておりエアが供給できず再始動できなかった。始業前にはエアフィルターの掃除も忘れずに!

●エンジンオイル漏れによる焼き付け

故障発生2〜3日前にエンジンオイルを交換。エンジン下部のドレンボルトを締め忘れていたためオイル漏れに気付かず作業し、焼き付き停止。始業前にはオイル点検と下部見回りを!

■ロードローラ 始業前点検項目

点検事項 主眼点
エンジン駆動 始動・排気色はよいか。異音はないか。
計器
(油圧・水温・電流)
正常(緑)の範囲を示しているか。
主にクラッチ・
トランスミッション
切れはよいか。滑り・異音はないか。
逆転機(クラッチ) 切れはよいか。滑りはないか。
操向・駐車ブレーキ・ロック 効きはよいか。確実にロックできるか。
操向ハンドル 作動はよいか。ガタはないか。
ステアリングシリンダ・
油圧ホース
作動はよいか。油漏れはないか。
駆動チェーン・
スプルケット
張りはよいか。著しい摩耗はないか。
タ イ ヤ き裂・損傷はないか。
バックミラー 角度はよいか。汚れはないか。
警報装置・灯火装置 警報はなるか。点滅するか。
〔安全くん29号‐2頁〕