断ち消え!はトラブルの予告
〜ミニテラスター使用上の注意〜
夜間工事で活躍する投光機ミニテラスター。人にやさしいカクテル光線や便利な機能も、
使い方を誤ればその能力も十分に発揮できません。
今回は、現場でのトラブル防止のポイントを覚えましょう。
■ミニテラスターのトラブル防止ポイント
●不意なランプの断ち消えは理由がある。
搭載発電機の燃料が少なくなり、ガス欠寸前になると電圧が降下し、安定器が不安定になりランプが消えます。
一旦エンジンを切り、燃料を補給、再始動すれば、点灯可能です。
始業前には、燃料・オイルの確認をお忘れなく。
●ランプが点灯しない!
ライトを消してすぐの再点灯は、球が一旦冷めるまでの時間を要します。
また、発電機は始動後、メーターで電圧を目視してから投光器のスイッチをONにしてください。
●傾斜地での注意
平坦な場所で使用して下さい。やむを得ず傾斜地で使用する場合は、ブレーキと坂下側に輪止めを必ずしてください。
傾斜地を斜めに横行したり、ポールを伸ばした状態での移動は転倒する危険があるので
やめましょう。
※テラスターは、ニシオの登録商標です。
〔安全くん40号‐4頁〕