玉掛け作業は正確かつ安全に!

■玉掛け作業のチェックポイント(状況に応じて正しく実施しましょう)

■玉掛け作業の台付けワイヤーの使用はダメ

クレーン等安全規則第219条にて、玉掛け用の構造は定められていますが、台付け用は荷物の固定、ひかえ索、自動車の牽引などに用いられるもので、構造についての規則もなく強度も弱いためです。

[構造上の相違点と見分け方]

●玉掛け用

丸差し(ストランドを丸のまま差し込む)3回以上、さらに半差し(ストランドの素線を2分し、半分を差し込む)2回以上。丸差し4回以上の場合は、半差し1回以上。差し終わりがなだらかで、ひげの切り口が12箇所ある。

『圧縮止め』=パイプ状のアルミ合金などのスリープにロープを入れ、プレスで圧縮したもの。

●台付け用

通常、丸差しを4〜5回。差し終わりが段付きになり、ひげの切り口が6箇所しかない。

■ロープの掛け方

 
一本づり あだまき
目通し2本つり


 
あやがけ フック殺し
三つ掛け 深絞り 浅絞り

■安全荷重とつり角度

●玉掛けワイワーロープの安全荷重

つり角度 張力 圧縮力
1.00倍
0倍
30° 1.04倍 0.27倍
60° 1.16倍 0.58倍
90° 1.41倍 1.00倍
120° 2.00倍 1.73倍

●重心が荷の上部にあるものや、左右に片寄っているものは、特に傾斜しないように注意する。

●重心の片寄った荷を水平につるためには、重心の真上にフックを誘導し、左側と右側で長さの違ったロープを使用する。

〔安全くん11号‐3・4頁〕