採光と照明について

労働安全衛生規則では、事業者にたいして労働者を就業させる場所の作業面の基準照度を定めています。(第604条)
また、その際の採光および照明についても明暗の差を少なくし、まぶしくないような方法をとることとしています。(第605条)

照度の基準

但し、この基準値が定められた当時より、照明装置や電球の性能アップによって私たちも明るい状態になれてしまっています。そこで、目を疲れさせないために(眠気を誘わないよう)また、高齢者の事故を防ぎ安全を確保するためにも、基準値の倍程度の照度が適当でしょう。
尚、投光器を使用される際は、道路を通行している車両に対して眩しさを感じさせないよう角度調整をして下さい。
また、付近の住宅にも騒音だけでなく光によるご迷惑を掛けぬようシートなどを利用して対策を講じて下さい。

作業の区分 掘削面の高さ(単位m) 掘削面の勾配(単位度)
精密な作業 設計・製図など細かい作業 300ルクス以上
普通の作業 通常の事務所内での作業 150ルクス以上
粗な作業 簡単な作業
(建設現場での一般的な作業も)
70ルクス以上

(参考)

●快晴下の屋外で日中の太陽光の下では、50,000〜100,000ルクス
●オフィスやデパート・スーパーの店内では、450〜700ルクス
●一般家庭の室内(30Wの蛍光灯2本)では、300〜400ルクス
●夜間での商店街等のアーケードの下では、200ルクス程度

※注:水銀灯のガラスが割れたまま点灯し、紫外線による眼科障害の事例あり

〔安全くん9号‐4頁〕