フェイズIIIを維持しよう!

人間の意識レベルは、眠り、くつろぎ、興奮など、精神活動の程度によって、5つのフェイズ
(変わっていく姿、段階)に分類することができます。
安全のためには、脳の働きを常にフェイズIIIの状態にして作業することが望ましいのですが、ややもすれば無意識の内にフェイズIIに落ち込んでしまいます。

そこで、対策としては

1.作業前に、ものの整理整頓や配置に注意し、危険予知などを行う。
2.作業に掛かるとき、お互いに声を掛け合う
3.眠気を防ぐために、休憩時に体操などを行う。
4.仲間の状態がおかしいと思ったときは、助け合う
5.危険な作業や重要な事柄は、指差呼吸する。

意識レベルの5段階

フェーズ 意識の状態 注意力・判断力
睡眠している状態 ゼロ
T ぼんやり、疲れ切る、
退屈、うとうと
注意力はほとんどなし
信頼性は非常に低い
U 普通の生活時、定期作業、
リラックス
特別な事に注意をむけていない
予測や創造的活動はできない
V 明瞭な意識状態で積極的に
活動している
注意力発揮、目配り幅広く、総合的判断可能、過度な緊張、効率的
W 興奮、慌て、驚愕、
パニック状態
一点に意識が集中し、他は目に入らず、判断停止、信頼性低い

(参考・出典)
安全衛生ワンポイント(中央労働災害防止協会 編)
建設業 職長安全手帳(清文社 刊)

〔安全くん9号‐6頁〕