災害の原因分析と防止策(考えるためのヒント)

災害は、物(=建設物・仮設物・機械・資材やガス・電気・火など危害を与えるものを指す)と人との接触によって起こる現象です。よくいわれる「不安全な状態」とは、これらの物の状態を指しており、「不安全な行動」は、これらの物を利用する人やその付近にいる人の行動が問題の場合を指しています。この中身を分類したものが下の表です。マンガにありましたフィッシュボーンのように、太い骨の部分に下記の分類を書き、その枝(小骨にあたるところ)に該当する事故事例やヒヤリ・ハットなど関連する具体的な問題点を細かく記述していくと、どの部分が最も重要か、対策なども浮かび上がってきます。

(1)不安定な状態 1.物自体の欠陥、2.防護装置の欠陥、
3.物の置き方・作業場所の欠陥、
4.
保護具・服装などの欠陥、5.作業環境の欠陥、
6.部外的・自然的な不安全状態、7.作業方法の欠陥、他
(2)不安定な行動 8.安全装置・有害物抑制装置を無効にする、
9.
安全装置などの不履行、
10.不安全・不衛生な放置、11.危険または有害な状態を作る、
12.機械・装置などの指定外の使用、
13.
運転中の機械・装置などの掃除・注油・修理・点検を行う、
14.保護具・服装の欠陥、15.その他危険有害場所への接近、
16.その他の不安全・不衛生な行為、17.運転の失敗、
18.誤った動作、他

出典:建設業安全衛生推進者の手引き 建設業労働災害防止協会 編



〔安全くん38号‐5頁〕