なぜ分電盤が必要なの?土木仮設電源、三種の神器!
土木現場での水処理に活躍する発電機と水中ポンプ。
意外に見落としがちな分電盤の設置ですが、今回はその必要性について考えてみましょう。
■漏電による感電事故防止
発電機には、漏電を検知し、遮断する漏電遮断器を装備しています。
しかし、より安全のためには発電機と水中ポンプの間に、分電盤が必要です。
発電機の遮断器で直接入切すると遮断器が故障し漏電する恐れがあるのでご注意ください。
■省エネ効果が抜群
水中ポンプを複数起動させる際は、分電盤を使うと始動時の必要電力を抑えることができます。ポンプを順次立ち上げることで発電機は次のように選択できます。
最後の1台を除いた必要な電力容量+最後の1台に必要な起動容量(定格容量の約3倍)
が必要発電機容量となります。
※例:1.5kWの水中ポンプを3台使用の場合
1.5kW×2台+1.5kW×3倍→7.5kW
7.5kW÷0.8=9.3kVA以上となります。
ニシオでは、現場に合わせた最適な発電機と水中ポンプ、分電盤をレンタルしています。
お気軽にご相談ください。
〔安全くん39号‐4頁〕