墜落・転落災害の調査結果から
〜東京労働局 中央労働基準監督署 公表資料より〜

同署管内で平成11年度に発生した墜落・転落災害(休業4日以上)のうち、報告のあった99件の事例のデータからの分析結果です。

1.新規入場の初日の被災は22%、1週間以内で41%!
=4割の方が1週間以内ということは、新規入場者教育が大切であることが伺える。

2.経験10年以上のベテランが約6割も占める!
=新人だけでなく経験者への注意も重要。なお、このうち過半数が50歳以上である。

3.墜落・転落した場所は、やはり注意すべきところでした!
=足場関係より約30%、脚立・ウマが20%、開口部からが13%・・・安全対策の強化が必要。

4.2m未満の高さでも、重大災害につながる!
=高さ3m未満と以上が、ほぼ同じ割合となっている。2m未満も目立つ

5.危険な高さにいる、と思った人はわずか15%!
=逆に、思わなかったが6割。危険予知活動で危険を意識させ感受性を高める必要あり。

6.墜落防止の設備がなかった・・・5割以上!?より適切な設備の計画や使用の徹底が必要。
=あっても正しく使っていなかった・・・2割。
 設備があるのに被災した・・・35%(移動中が多い)。

7.安全帯は付けていたが、使用していなかった方が大半!
(やはり、監視が必要なのか・・・)

=3分の2が付けていたが、その8割が使用していない時に被災している。
 なお、着帯もせずが3分の1も!。

〔安全くん54号‐3頁〕