クレーン機能付油圧ショベルの作業ポイント

■クレーン作業の危険

ウインチを用いて垂直に巻き上げ下げによる吊荷作業を行う一般のクレーンとは異なり、垂直に荷を吊上げするには、アームとブームを上手く操作しないと斜め吊りになり荷が振れたり、思う様に操作できず作業効率も低下し危険要素が増します。クレーン作業をする際は、この特性を理解した運転者でないとせっかくの高機能も仇になりかねません。

■災害防止のポイント

クレーン作業中は、機体の上部旋回体と周辺作業員が接触しないよう立入禁止措置が必要です。また、クレーンの吊荷下に作業員を入らせない様に監視員を配置する等安全対策をとりましょう。(関連法令:クレーン等安全規則第74条)また、軟弱な地盤や地下に在る工作物が損傷する恐れがある場所では、転倒を防止するため必要な広さおよび強度を有する鉄板等 を敷設してください。(70条の3)

※運転操作はクレーン作業と掘削作業の各々に運転資格が必要です。玉掛け作業の資格も併せてご確認ください。

〔安全くん55号‐3頁〕