「土止め先行工法」について

上下水道工事等の小規模溝掘削作業において、土砂崩壊による事故が毎年繰り返されています。その大部分が、土止め支保工を設置していない、あるいは設置前に溝内に作業員が入った場合に発生していることから、厚生労働省では、建設業労働災害防止協会(建災防)に委託し、調査研究を行った結果、労働者が溝内に立ち入ることなしに土止め支保工を設置することができる工法を「土止め先行工法」と定め、この普及・定着を促進する旨、各地の労働基準局へ通達されました。(平成14年3月29日付)

指針には、「小規模な溝掘削作業を伴う上下水道等工事を行う場合は、溝掘削を行う作業箇所等に係わる事前調査を行うとともに、土止め計画、作業計画、仮設備計画、安全衛生管理計画及び工程表を作成することにより、土止め先行工法に係わる施工計画を策定し、関係労働者に周知すること」と明記されています。なお、現在の時点で比較的多く採用されており小規模な溝掘削作業に適していると考えられる代表的な工法として次ぎの4つを挙げています。

1.建込み方式軽量鋼矢板工法
2.打込み方式軽量鋼矢板工法
3.スライドレール方式建込み簡易土止め工法
4.縦ばりプレート方式建込み簡易土止め工法

■詳細については、建災防発行のリーフレットや同協会のホームページをご覧ください。
http://www.kensaibou.or.jp/

〔安全くん58号‐2頁〕