バッテリの冬季トラブル防止

建設機械、高所作業車から、最近では小型のハンドガイドローラやポータブル発電機にもセル付が登場してバッテリを搭載しています。寒さの厳しい、シーズン特有のバッテリトラブルについて考えてみましょう。

■冬場に弱いバッテリの特性

バッテリは、低温では電解液の化学反応が鈍くなり、性能を発揮できません。冬場エンジンが冷めてかかりにくいので、セルモータを何度も連続して回してしまいバッテリをあげてしまいます。あらかじめ前日にバッテリへ毛布などを掛けて保温しておくと良いでしょう。屋内系高所作業車等オルタネータが無い機械は、通常よりもバッテリの放電が早いので細めな充電をしてください。

■日常点検と充電のポイント

液量がUPERとLOWERの間に液面がきているか確認し、減っていたら補水してください。バッテリ端子に緩みがないか、泥や油汚れは放電の原因となります掃除をしましょう。充電は急速充電器を使用するとバッテリを傷め、寿命を早めてしまいます。充電しようとするバッテリ容量の10%以下の電流で時間をかけて充電、途中にガスが盛んに発生すると充電終期と判断できます。

※ご注意:充電は火気のあるところや密閉された場所でしないでください。発生する水素ガスへの引火爆発の原因となることがあります。

〔安全くん61号‐4頁〕