高所作業車の操作は「簡単」だからこそ落とし穴が・・・!

建築天井工事や設備工事向けに使用されるようになった高所作業車は、これを操作することによって本来の仕事ができるのではなく、あくまでも高所での作業を安全に合理的に進められるために開発されたものです。よって、操作は極力簡単にできるようになっています。
しかし、逆に簡単すぎることから安易に扱い、本人も予想しない事故を引き起こしてしまう可能性があるのです。「特別教育」を受けていたとしても、新しい機械にはじめて乗るときには、その特性をつかむために練習も必要です。

■レバーとボタン、フートペダルだけで、走行・上昇下降が可能。

1.“覚えよう、慣れよう”という意識がなくても操作できるじゃないか・・・。

2.ちょっと動かしてみて、間違ったら反対の操作をすれば済むことだ・・・。

●結果 → 咄嗟のときに、慌ててしまい間違った操作をする。→ 事故のもと!

■○○しながら、の運転でミスが発生!

1.上を向いて作業場所を確認しながら走行する。(機械の周辺に注意しない)

2.片手で作業しながら、チョットだけ動かす。(神経は作業ポイントに集中したまま)

●結果 → 障害物に当たったり、乗り上げたり。“はさまれ”にも注意。

■メーカー・機種により操作方式が若干異なる点にも注意が必要です。

1.レバーの位置・役割・方向などが異なる機種があります。
2.スピード感や操舵の切れ味、機体の大きさなどにより操縦感覚も様々です。
●注意 → 移動時は作業台を最下部まで降ろし、慎重に! 段差があるところや壁面すれすれのところもご注意ください。

〔安全くん68号‐2頁〕