チームで安全を考える
〜ローラ 舗装転圧作業を例に〜

現場にいる皆さんは、重機作業(今回のマンガではローラ)での危険は頭に入ってますよね。

まず・・・
①重機の前後が危ない(前後進時)
②オペレータの死角が危ない(後方および前方)
③一旦停止して次の動きに入る際が危ない(作業再開時)

これだけを注意しておけば、ローラに関しては相当災害が防げるのでは?
でも、実際に事故が起こるのは何故でしょうか?

この場合の当事者は、重機オペ、周囲の作業員数名、そして監督(監視員)。
状況によっては他の重機も関係してくるケースもあります。
それぞれが作業の危険を認識しつつも、ついうっかりして危険ゾーンに入ってしまったり、
「オペレーターは自分の存在(機械の前後にいる)に気付いている」(今、動かさない)
あるいは、「作業員はこれから重機を動かすことを分かってくれている」(離れてくれる)
との勝手な思い込み、期待などによって事故が発生します。

全て監視人による合図、号令で作業をする方法があるでしょうが、夜間工事の際や作業スピードを考えると無理があります。

そこで、これらのメンバーが一つのチームとして安全面や効率を考えプレー(作業)することが重要になります。
危険予知シートなどを使って、「オペはこんな心理状態だったのでは?」とか、「こんな場面では自分はこんなことを優先する、イメージする」とか、「他のメンバーにはこうして欲しい」などと話し合いながら、危険な場面とそこでのそれぞれの考えや動きを分析理解していくと、現場においても一瞬のアイコンタクトでお互いの意思が通じ、次のプレー(作業)に反映できるのではないでしょうか。

これらは、過去の経験や普段の生活の中でも行っていることです。お互いを知る。
間違いや問題点を指摘しあう。チームとしてのルールを決めていく。
ミーティングを面白く、意味のあるものにしていってください。

〔安全くん77号‐3頁〕