エンジン溶接機のトラブルシューティング

エンジン溶接機は、他の商用電源を使用する溶接機(抵抗器)に比べ、エンジンを動力源としているので特有のトラブルが発生します。

◆使用率とは?

使用率とは、作業中の任意の10分間の内、溶接を実行している時間の合計に対する割合(%)で表しています。例えば、使用率40%とは、10分間周期のうち溶接できるのは合計4分以内で残り6分間は休止して使用するという意味です。機器が過熱し劣化や破損するのを防ぐため、使用率をオーバーしないよう注意してください。通常、野外作業で使用される溶接機の使用率は20〜30%、溶接棒一本の消費時間は2〜3分です。

◆トラブルシューティング

エンジンが始動しない。
セルモーターが回らず始動しない場合、主にバッテリー上がりが原因。終業時エンジンを切る際メインパネルのブレーカもOFFにしないと放電し続けるので注意しましょう。

溶接電流が弱い

※発電機能は電動工具や照明器具などの補助電源を使うことができますが、商用電源と比べ歪を持っていますので、電子制御機器やインパクトレンチの電源としての使用は避けましょう。(インバーター制御付を除く)

監修:デンヨー(株)

〔安全くん80号‐4頁〕