高所作業車(屋内用垂直昇降タイプ)の事故例

①作業床から他へ乗り移ろうとして墜落
※安全のための機械でも不安全行為をすれば当然事故を招きます。
※特に、天井下地材や設備配管・ダクトから作業車へ乗り移る時、足を滑らせ墜落するケースが多いようです。

②作業床の上に脚立などを立ててその上で作業をしていて転倒し墜落
※とにかく無茶な使い方です。機種選択、位置決めに注意してください。

③資材を乗せるなどの都合で、手すりを外していて、そこから墜落
※資材を上げるには、専用の揚重機を使ってください。
また、積載荷重の厳守、偏荷重にもご注意ください。

④間口部、階段、段差に気付かず走行して転落
※あらかじめ危険個所へ入らないような措置・誘導員の配置が必要です。

⑤昇降・走行時に上部構造物に気付かず激突したり、はさまれる
※頭上への注意を怠ったことによるケースです。もちろんヘルメットも必ず着用のこと。

⑥クローラタイプ、スロープのさしかかりでバウンド
※下りスロープに入ったところで、勢いよく前傾してしまい、はずみで手摺にぶつかり被災。慎重に!

※これは、クローラタイプに限らずホイール式でも起こり得る事故です。
段差部分も同様。十分ご注意を。

⑦スロープを直角に降りず、斜めに降り転倒
※本来、傾斜面は斜面に対して直角に登り降りしなくてはならないところ、傾斜面を斜めに横切り転倒し被災。

⑧ホイールタイプで、下りスロープの桟木につまずき転倒
※桟木がある傾斜を降りる際、勢い余って車体がバウンドし、操作を誤り転倒、被災。

■移動時に多い事故にご注意!

最近増加傾向にあるのは作業場所へ移動する際や格納時に起こす事故です。
特に、作業終了で格納時には気持ちが緩んでいることもあって注意を要します。
なお、作業時は、少しの距離しか移動・走行をしませんが、位置決めの関係で上ばかり見ていて、回りにぶつけたり床面に置かれた資材などに乗り上げることも多いようです。

〔安全くん82号‐2頁〕