夏バテ対策 <寝室ひんやりで熱帯夜もぐっすり>

 人が一晩にかく汗は180ml前後と言われています。
同じ部屋に夫婦2人で寝ていると360ml、子どもも一緒に3人が「川」の字で寝ていれば、計算上では何と480mlもの汗や水蒸気が充満?!
 つまり、寝具はたっぷり湿り、寝室全体の湿度も上がって、不快な空間になるというわけです。では、どうすれば寝やすくできるのでしょうか?

【 寝苦しい夜の快眠対策 】

■寝具の湿気をカラリとさせる

 朝起きたら、寝具をすぐ押入れなどにしまわず、空気をふくませるように「ぱふぱふ」と畳み、しばらくそのままにしておいて湿気を飛ばします。
 そして、週のうち数回は、午前中だけ布団を干してカラリとさせ、取り込んだ後、扇風機やエアコンで1〜2時間冷やす。外に干せない場合は、「ぱふぱふ」した布団を椅子などに掛けておき、扇風機を当てるだけでもずいぶんひんやり度がアップします。

■部屋に朝一番の風を通す

 都会の熱帯夜でも、早朝は北からの風が吹き、涼しいもの。このひんやり乾燥した空気を部屋の中に取り込めば、たまった水蒸気ばかりではなく、布団を「ぱふぱふ」したホコリも外へ・・・。
 出勤前の10分、いや5分だけでも、寝室の窓を大きく開けて風を通しましょう。(おまけとして、こういった日々の努力が、カビ・ダニ発生を抑えることにもつながります)

■寝具を選びなおしてみよう

 なぜか「夏はタオルケット」と刷り込まれた人も多いようですが、タオルケットは意外に熱がこもって暑い。汗を吸うので洗濯したくなるが、洗濯するとカラリと乾かない。
 そこで、最近は、肌触りがひんやりした「リネン(麻)」を使う人が増えてきました。
シーツにもいいが、上掛けとしてもシャリ感があって心地いい。洗濯してもすぐに乾くのもうれしい。リネンより少し値段の安い「ガーゼケット」も、湿気がこもらずオススメです。

〔安全くん88号‐6頁〕