夏の自然災害の対策は・・・

最近、地球温暖化の影響からか、従来にない急激な天候の変化や局地的な大雨、突風などが発生しています。
この夏も渇水や大雨・台風など、従来以上に注意を払い、現場での対策を練っておく必要があります。
つまり、天気予報には十分注意し、2〜3日前から関係者には状況と対策を徹底しておくことになりますが、建設途上での現場の養生や補強は、実際に作業を行っているメンバーが中心になって最悪を予想し、対策を講じていかねばなりません。現場の状況は刻々と変化しているだけに、その場で経験している雨風をもとに推測できる立場にある作業員の皆さんの意見が重要です。

◆大雨で予測されるのは?

雨水の流れは?、溜まった水の重みは?、地盤の変化は?、土砂崩壊の危険な箇所は?・・・

◆大風が吹けば、どうなるか・・・?

風の向きは?、風の通り道は?、上下からの風はないか?、仮設物の倒壊・飛散の恐れは?・・・

◆緊急時の連絡網とそれぞれの役割について

当然のこととして連絡表は作成しているでしょうが、この際、再度役割も含め徹底しておいてください。
※「やっとここまできたのに・・・」と、ならぬようにしっかりと養生・補強をしましょう。これだけは、無駄に終わったとしても、喜んでよい無駄ではないでしょうか。

<地域への貢献とご迷惑をお掛けしないように>

 災害対策は、付近の住民や施設に迷惑をかけない、という観点からも十分なチェックをお願いします。また、ひとたび災害が発生したら、建設関係者として期待に応えられるよう、何を為すべきか、事前に打ち合わせておくことも必要ではないでしょうか。

<レンタル機械の退避もお願いします>

 レンタル機械も結構被害にあっています。重機の重みを忘れて路肩から転倒、掘削地や川の近辺などに置いたまま機械を水没させたり・・・。レンタル中の物件については、管理責任はユーザー側となっていますので、安全な場所への退避をお願いします。

<緊急用の機材の整備点検を!>

 自然災害が発生すると、緊急でレンタルの出荷依頼は入るのが、トラック搭載型の高所作業車、発電機、ハイプレッシャーポンプ、水中ポンプ、クレーン付トラック、ダンプ、ミニバックホウなどです。これらの機械については、皆様が保有されているものも多いと思います。シーズン前に点検整備し、すぐに出庫できるようにしておいてください。

〔安全くん88号‐10頁〕