天気予報から何を知り、考えてますか?(天気予報の雑学)

冬の天候や気温は、仕事に影響し体調の管理も大変です。そこで、ちょっと関連した雑学として・・・。

■体感温度とは? 〜予想気温だけでは“寒さ”はわからない〜

体感温度には気温の他に風速、湿度、日射、体温、体調、服装などが関係しますが、その算出法でよく使われるのがミスナール法とリンケ法です。

①リンケ法・・・気温10℃の時、風速が1メートル増すと、体感温度は1度低くなる。
但し、気温が低くなるほど、風による体感温度の下がり方も大きくなる。例えば、風速が5mで気温10℃の時の体感温度は4度(風がない時より6度低く感じる)、気温 0℃の時は−8℃(8℃低く感じる)、気温−10℃の時は−21℃(11℃低く感じる)となる。

②ミスナール法・・・10℃以下のときは湿度が上がれば上がるほど寒く感じる。
10℃を境に10℃以上のときは湿度が上がれば上がるほど暑く感じ、10℃以下のときは湿度が上がれば上がるほど寒く感じる。夏は、湿度の上昇によりさらに暑く感じたり不快感も高まりますが、冬では湿度が低いからといって“乾燥”までいくと、これまた問題です。

注:冬季の乾燥は風邪・インフルエンザ流行の一因となる。
インフルエンザウイルスは、乾燥した空気を好み、湿気には弱いので、湿度が上がると空気中に浮遊していたウイルスは早く死んでしまいます。また、乾燥していると鼻やのどの粘膜が傷みやすくウイルスを排出する力が弱まり、ウイルスに侵されやすくなります。
室内では、加湿器などを使って適度の湿度(60〜70%)

■放射冷却って何? 〜 電磁波の放射って知ってました?〜

 冬のよく晴れた夜に気温の低下が発生!・・・これを「放射冷却」という!?=“高温の物体が周囲に電磁波を放射することで温度が下がる現象”。
昼間の太陽光が地表面に当たっている時、地表面は太陽放射を受けて温度が上昇するが、
夜間は地表面から宇宙空間に向けての放射があり、その結果、地表面の温度は低下する。
このとき、雲があると、雲の中の水蒸気により放射の一部が反射されて地表面に戻ることにより、地表面の温度低下が妨げられますが、大気中の水蒸気が少ないよく晴れた夜間には、地表からの放射はそのまま宇宙空間に放出されるため、地表付近の温度が低下しやすい。
この状態を放射冷却と呼ぶそうです。わかりました!?

〔安全くん91号‐4頁〕