TIG溶接の始業前、作業中、作業後の注意点

1.始業前

(1)作業服、安全靴、防塵マスクでのぞむこと。
(2)溶接棒の種類は適切か、確認する。
(3)溶接機周辺・作業者が濡れていないことを確認する。
(4)有機溶剤等、揮発性の高いものを除去
(引火防止)
(5)アーク溶接は火花の飛散防止対策を講ずること。
(6)バックシールに隙間、漏れがないか確認する。
(7)溶接機のケーブル・溶接トーチに亀裂や破損がないか確認する。
   (ケーブルが扉、車等に踏まれないように)
(8)アースケーブルが指定の場所にきちんと固定されているか確認する。
   (アースは極力手元でとる・・・迷走電流の防止)
(9)風の強い場所での作業はひかえる。

2.作業中

(1)周囲に遮光面を付けてない人がいないか確認する。
(2)やむをえない場合を除きアースに触れないよう注意する。
(3)密閉場所で溶接をする場合、換気、ガス検知を常に確認する。
(4)作業を中断する際は、溶接機の電源を切る。
(5)溶接を長時間行うとトーチが高温になるため、時々冷ましながら作業を行う。
(6)電極(タングステン棒)は鋭利で高温になるため、注意して取り扱う。
(7)トーチを落としたり、ぶつけたりすると破損・事故の原因になるので注意する。

3.作業後

(1)溶接機の電源を確実に切る。(本体・ブレーカー)
(2)アルゴンガスの元栓を締める。
(3)使用後のトーチは高温の可能性が高いので、ケーブルやホース等の上に置かないように注意する。

〔安全くん101号‐2頁〕