ヒューマンエラーを引き起こす12の原因

13年前にもこの「安全くん」NO.24にてヒューマンエラーを取り上げ、9つの分類として紹介しましたが、今回は独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 高木元也の著作にありました12の分類をご紹介します。
(下段の説明文は編集担当にて付けました)

1.無知、未経験、不慣れ
生半可にしか知らなかったことなどによるエラー
2.危険軽視、慣れ
ついうっかり、といった動作や悪習慣から発生
3.不注意
作業などに集中して周囲に注意を払わず
4.連絡不足
安全指示が正しく伝わらないことによるエラー
5.集団欠陥
集団特有の悪習慣や突貫工事中での現場の雰囲気で
6.近道・省略行動本能
動作・行動の簡素化によるエラー(楽をしたい)
7.場面行動本能
ある場面に遭遇し、とっさにとった行動で
8.パニック
非常な驚き、驚愕反応=パニック、あわてて
9.錯覚
見間違い・聞き違いや思い込みで
10.中高年の機能低下
40才頃から忍び寄る機能低下が原因に
11.疲労
炎天下や長時間労働等による身体的疲労から
12.単調作業による意識低下
単調な動作の繰り返しによる意識の低下

一度自分の経験にあてはめて考えてみてください。自分の起こした、もしくはヒヤリハットの経験はどれに当てはまりますか? なお、上記の内、3、4、5が以前の9項目にプラスされた項目です。

〔出典:「建設しんこう」((財)建設業振興基金発行)07年8、10月号より〕

〔安全くん104号‐2頁〕