ヒューマンエラーの対策について

「12のヒューマンエラー」を見ますと、誰もが実際に経験しているエラーばかりで、決して個人の意識や経験、体調の問題として簡単に片付けられないことがわかります。この12項目の内容からその対策として2つ方向が考えられます。

<ヒューマンエラーの対策=2つの方向>

1)ヒューマンエラーが発生しても大丈夫のような安全設備面の対策
3.不注意  6.近道・省略行動本能  7.場面行動本能
8.パニック  9.錯覚
12.単調作業による意識低下
※これらは、このような状態になっても事故につながらない、もしくは事前に回避できるように対策すべき事項です。例えば、無理な近道をとらなくても作業がスムーズに行くような通路、階段の設置や安全ネットの設置などです。
2)現場の安全管理活動(安全管理体制構築、労務管理、安全教育等)の充実
1.無知,未経験,不慣れ  2.危険軽視,慣れ  4.連絡不足  5.集団欠陥
10.中高年の機能低下  11.疲労
※これらは、工事、作業の内容や従事するメンバーの状況、当日の天候等にあわせた配置、指示などで相当効果が上がるのではないでしょうか。
☆ヒューマンエラーを回避するには、やはり日頃行われている安全活動の実践、それも基本を忠実に実行することが大切な事がわかります。会社側と一人一人、そしてチームメンバー全体で起こりうる“ヒューマンエラー”を意識しながらちょっとした変化や気がかりな点を見逃さず、大事に至らないよう改めていきましょう。

〔出典:「建設しんこう」((財)建設業振興基金発行)07年8、10月号より〕

〔安全くん104号‐4頁〕