『クレーン機能付きドラグ・ショベル』の基本

いわゆる「クレーン付バックホウ」は、平成12年2月に当時の「労働省労働基準局安全課長事務連絡」にて『移動式クレーン』として認められると同時に、移動式クレーンの構造規格に規定する安全装置などを装備することや運転操作に関する資格についても明示されました。

1.クレーン付バックホウの特徴(バックホウの特徴以外で)

※1台で2役をこなせるように、クレーンとしての安全装置などが装備されています。
①「移動式クレーン」等の表示がアームやキャビンに表示されているケースが多い
②格納式のフックが備えられている
③クレーンモードへの切替スイッチがある
④クレーンモードに切り替えると点灯する回転灯がある
⑤定格荷重表が運転席前面の表示されている
⑥過負荷制限装置(警告ブザー、荷重表示器)を備え付けている
⑦最大吊り荷重表示が貼ってある
(※メーカー、機種により変わります)

2.クレーン付きバックホウの資格(どちらの機能も使うためには)

■バックホウとして運転する場合(機体重量)
①3t以上 ・・・・・・ 車両系建設機械(掘削等)運転技能講習修了者
②3t未満 ・・・・・・ 車両系建設機械(掘削等)運転特別教育修了者

■クレーン作業を行う場合(吊り上げ荷重能力)
①1t以上5t未満 ・・・ 小型移動式クレーン運転技能講習修了者
②1t未満 ・・・ 小型移動式クレーン運転特別教育修了者

■玉掛け作業の業務を行う場合(吊り上げ荷重のクレーン)
①1t以上 ・・・・・・ 玉掛技能講習修了者
②1t未満 ・・・・・・ 玉掛特別教育修了者
以上の資格が必要となります。 資格保有者で、証明するものを携帯のこと。

〔安全くん110号‐2頁〕