舗装工では、交通事故対策を重点に!

舗装工事での事故調査資料によりますと、他の工種との違いは、「交通事故」が多いこと。それも「もらい事故」が多いのが際立っていることがわかります。皆さんも“わかりきったこと”と済まさず、もう一度これらの数値をもとに考えてみてください。

◆舗装工を含む5工種全体(土工、トンネル工、土留め工、基礎工)では、労働災害が50%弱、公衆災害が約20%、もらい事故が約30%という結果でした。また、重機事故と交通事故の比率も約2:3 でした。(図-1、図-2)

◆これに対して、「舗装工」は、「もらい事故」が半数近くを占めており、重機事故と交通事故の比率も1:3と極めて多いことが分かります。(図-3)

◆また、表の通り、「公衆災害」(第三者災害)も全て「交通事故」によるものであったことがわかります。

◆つまり、「舗装工」では「交通事故」の対策を最優先すべき事項であることが浮かび上がります。

出典:建設の施工企画09.08 「建設工事における事故実態」 著者 飯盛 洋 氏
「建設工事事故データベース」(SAS)※のH16.2.1〜H21.1.31の5年間のデータをもとに分析 対象:国直轄工事/重機事故・交通事故/労働災害・公衆災害・もらい事故
@舗装工、A土工、Bトンネル工、C土留工、D基礎工

〔安全くん121号‐5頁〕