振動工具取扱者のための安全教育
(特別教育に準ずる安全衛生教育)
〜 チェーンソー以外の振動工具の取扱い業務に係る振動障害予防対策指針
基発第0710第2号 〜

1.振動障害の症状
 
(何の対策もとらずに長時間作業すると健康障害が・・・)

①末梢循環障害・・・手指が白くなる、手が冷たくなるなど

②末梢神経障害・・・手や腕のしびれや痛みなど

③運動器障害 ・・・手や腕の痛み、動きが悪くなる、力がはいりにくいなど

④その他の障害・・・汗が出やすい、眠りにくい、頭が重い・痛い、耳鳴り、物忘れなど

2.振動障害の原因

工具の重さ、振動の大きさ、使う時間の長さなど。作業方法、作業時の騒音、気温、日常の生活状態、年齢なども関係する

3.予防するには

①防振、振動の少ない工具の使用、振動工具管理責任者を選任して、定期的点検の励行

②振動ばく露限界時間を把握して作業時間を定めること

③作業方法や作業の仕組みを改善したり、保護具の使用を徹底する

④定期的に特殊健康診断をうける。日頃から栄養補給や喫煙を抑制など生活に留意する

“振動工具”一覧 : 使用方法の確認、使用前点検をしてください!

振動工具 日常点検
①ピストン
内臓工具
削岩機、ブレーカー、ピックハンマー、チッピングハンマー ①磨耗・損傷
②エンジン
内蔵工具
エンジンチェーンソー、エンジンカッター、刈払機 ②油切れ
③振動体
内臓工具
コンクリートバイブレーター、タンピングランマー ③変形・亀裂・破損
④締付工具 インパクトレンチ、エアドライバー ④部品のゆるみ・脱落
⑤回転工具 電動グラインダー、振動ドリル ⑤ホースの磨耗、ひび割れ、取付部のゆるみなど

【参考:この教育のカリキュラムは、3科目計4時間の講習です → 全国の建災防各支部にお問い合わせ下さい】

〔安全くん124号‐2頁〕