職場における腰痛予防対策の推進について

平成25年6月18日に厚生労働省より「職場における腰痛予防対策の推進について」(基発0618第1号)が公示されました。(同じ主旨の平成6年9月公示 基発第547号は廃止に)同省のホームページにて対策等が掲載されていますが、その資料の中から一部抜粋しご紹介します。

■依然として腰痛は業務上疾病全体で最も多い疾病です

減少傾向にあるものの、最近は社会福祉施設等で介護に携われる方々の発生件数が増加しているようです。 なお、平成23年のデータで休業4日以上の“腰痛”の発生状況を業種別に見ますと、下の表となります。
この数字に隠れた件数や発症後にも日常生活への影響が残るようなケースもあると思われますので、やはり業務上での腰痛対策は必要です。

休業4日以上の件数
建設業 237
道路貨物運送業 512
社会福祉施設 897
全体 4792

(災害性腰痛のみカウント)

■腰痛の発生状況の分析から(2004年の全データより…少し古いですが)

1) 月曜日に発生したケースが多い = 20.9% → 休み明け、週始めに注意を!
2) 朝に集中、8時〜11時に多い = 全体の40.5% 特に9時から10時まで!
3) 1ヶ月以上の休業が多い = 日数別では29日以上が35.5% ← 長期休業に!
4) 荷を下から上に移動中が多い = 半数が持ち上げ時。次いで前後左右が多い

■振動も腰痛の原因に(対策より抜粋)

車両系建設機械の操作・運転等により腰部と全身に著しく粗大な振動、あるいは、車両運転等 により腰部と全身に長時間振動を受ける場合、腰痛の発生が懸念されることから、座席等につ いて振動ばく露の軽減対策をとること。(オペレータの方は、各自で工夫を!)

〔安全くん124号‐3頁〕